人生は、取捨選択が常に付き纏う。
私は、今後の安寧ともう一度同じようにならないことを選んだ。
だから、今就職しないことも無理してやらないことも仕方がないことで。
私が決めたことで
彼にも選択権がある。
一緒に居ない方が楽なことも多いだろうし、なんとなく流されて生きるのも悪くないのだと何となくわかってる。
けれどわたしはえらべないから、それがよければ道が別れるのもまた仕方がないことで。
もうその道は今の俺は選ばないと言われる度になんだか申し訳なく思い、私もまたその道を選びたいとは思わなくなった。
その方が気楽だろうなってチラつくことはお互いにあるのだろうだけれど、悩んだ末に結局選ばないなぁと思う。
一緒に生きる幸せを知ってしまったから。
共に生きるのは、価値観の擦り合わせなど大変なこともあるけどそれが出来る相手ならば楽しいことの方が多いのだと知った。
私達はどうでもいいことをつらつらと話し続ける時間を愛してるし、2人で好きな映画やアニメを見て感想を言い合うのも楽しい。
これからの人生の楽しいことを想像するときも、一緒に居るのだと仮定した方が面白い。
選ばなくていい人生も、気楽な人生もそこにある。
でも、私達は選ばない。
選ぶその時が来るまで2人でずっと話し合って考えて悩み続ける。
何を選ぶか、何を選ばないか。
自分の手にあることなのにどこか他人事な気がするのは、1人では決められないから。