そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

思い出せない

お薬も全部飲んでお布団に入って、少し来る眠気に比例してざわざわする気持ちがやってきて。

なんだか眠れなくてSNSを見ていたら見たくないところを自然と探していて勝手に不安になって。
2、3日のお休みなんて久しぶりだから堪能したいのにいつだってそうはいかないのだ。
誰かの幸せを無理矢理探して自分が幸せかどうかを比べようとして、無意味なことをやって自分で自分の不安煽ってどうするんだ。

こんな夜なんて珍しくなかったはずなのに。というかついこの間までこんなんだったじゃないか。
いつから、なんだかんだ寝付けて気持ちは落ち着けることが出来るようになっていったんだっけ。
『普通』の人から見たらただの新婚さんだしご飯作ってくれて美味しいシロップとかも私の為に作ってくれる優しい旦那さんとか自慢したくて、でも私は義理実家から嫌われてて全部の責任を負わされてるから誰にも自慢出来なくて。

そんな事実は最初から知っててそれでも彼を選んで、何一つ後悔などしてないのに。
どうしてこんなに悲しいのだろう。
私の懺悔を聞いてくれる人などいないけど、ここに書くことは許されるだろうか。

同じ状況でも折れない人はいっぱいいるのに私はぐちゃぐちゃに壊れてしまった。
どうにかしなきゃと壊れたパーツをおめんにはめて話しているうちに頭がおかしくなって何も理解できなくなって気がついたら何も覚えていなかった。
だから全てを私のせいにして世界を終わらせてしまう時に止めてきたのが彼で、甘い言葉と一生懸命な言葉で私を引き留めて不器用な愛情を示してくれた。

彼の家族が全てを私のせいにすることは知っていた。
それでも彼の言葉と愛を信じようと決めたのも私。
今こうやって悲しくて傷つくことも分かっていた。

それでもいいってあの時思ったのだけれど。
調子がそこそこを保ち続けられた私にとっては難しいことだったんだねぇ。
ゆっくり、ゆっくり思い出していかなきゃね。

遠い昔のような調子があがらない日々は、いつだって隣にいることを思い出そうとしても上手くいかない。
それは、最近とっても安定していたから。出来ることが増えてきていたから。
最近、出来ないことが増えてきてしたくないみたいになって彼を困らせている。

私も彼も思い出せない。

何も出来なかった日々にどうやって過ごしていたか。

いったい、どうやってこの気持ちから眠りについては目を覚ましてその度に悲しい気持ちを乗り越えていたのだろうか。