そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

ゆるされたい

謝られたら許さなくてはならないから。

私は許せないことがいっぱいある。
ずっとサンドバッグとなって、癇癪をいちばん浴びせられてズット自信が持てなくなったこと。
一生をかけて努力を積み重ねたものをずっと見てなくて、自分が支配するためだけに散々振り回されて傷ついたこと。

あなたの為に頑張っていたことを、簡単に諦めろと言われたこと。
もう無理だと静かに泣きながら訴えたら、貴方が我慢するしかないのよごめんねと謝られたこと。
目の前が真っ暗になって、考えることをやめて流れに身を任せることにした瞬間。

色々反省してるのよ、と言いながらつらつらと出てくる私も親に傷つけられていたという言い訳。
もっと酷かったのよ、あれよりかマシでしょ?
私は私なりに愛していたの。

あいしていたはずなのに、そのためにきずつくのはいやだったのね。
自分の為には頑張れるのに、愛してるものがもがくのは頑張れしか言わなくて犠牲を強いて。
自分が1番の標的になるとなったら途端に全てを捨てることが出来た貴方を。

もっと責めて、悪いところは全部言ってと言うけれど。
1番傷ついてもう二度と許せそうにないことは決して口に出せそうにない。
あくまでもパフォーマンスでしかなく、本当に調子が悪いと誰からも隠そうとしてしまう癖が抜けない。

あの子は許せてるのだろうか。
だとしたら凄いな。
諦めることすら出来ない私は、酷く劣ってる。

楽に生きることは、今まで我慢して頑張ってきた全てを捨てたあの日に出来なくなった。
誰を恨んでも憎んでも、何も返ってこない。
ならせめて、今できる幸せをと頑張るだけ。

そんな私が、加害者に簡単になれる立場になった。
自分の意思で、自分で決めた。
もう誰のせいにもできない。

昔は不幸な子だったとしても、新たな不幸な子を生み出したらその日から加害者になる。
私はもう不幸な子ではなく、幸せな子の親になる。
私が選んだ道は正解だったと、君が笑って言ってくれる日を信じる。

ゆるされたいと思っても、それが誰かに強いたら意味がなくてもそうしてしまうのは仕方なくて。

でも傷つくのも仕方なくて。