そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

かぞくのかたち

私が人に求められないから、代わりに頑張る人がいる。

某芸能人の、新しい家族の形になるという報道を見た旦那さんがふつふつとした怒りを感じてるようで。
ただでさえ男は出来ることが少ないのに、子供がいるのに無責任すぎるとたまにぶつぶつ。
多分、私の不安が増長されるからです。

捨てられるなら私だなといつも考える。
子供が出来たら尚更、男性からしたらどれだけ迷って決断したこともこちらから見たら全然簡単に妻子ともに捨てられる。
自分の人生から切り離すことは容易。

自分を偽ることは苦しかろう。
でも、それでも産まれた子供は何も知らない。
ただ、自分が産まれたことを後悔するような形にはなって欲しくないけど家族が戸籍上でもバラバラになるということは疑問に持つことがあるということで。

そのことに怯えてるのを知ってるので、そんなことはないと言動共に繰り返し言い聞かせてくれて少し安定してきたところでこの報道。
無意識に、でも確実に不快なのだと思う。
私は、必要以上に彼にその立場を求めるのが怖いから尚更。

責任、とは。
家族、とは。
親、とは。

正しく愛されなかった私たちが、一体どんなかぞくになるのだろうか。
求めるのが怖い裏切られた後を常に想像する私が、絶対に裏切らないと言い聞かせる彼が。
家族でやりたいことより、子供にしたくない事ばかりが増えていく私たちが。

2人と1匹の家族もとても幸せ。
だから、もっと欲しくなった。
わがままに生きてみたくなった。

自分達のエゴに巻き込む形になるかもしれないからこそ、最大限の覚悟と準備を。
自分の手からこぼれ落ちてしまったことへの後悔と受け取った自分の気持ちを。
何もかもをしっかり持って。

かぞくのかたちを、つくっていく。