挟まれるのが好きなのね、いいねぇわかるよ。
うちのもふもふは、色んなところに挟まるのが好きです。
足の間やソファと座ってる人の間、窓と障子の間や膝にかけてる布団のテントになってる所。
撫でられたい時もあるけど噛む時もあるし、理想の位置がズレると噛むので本当に気まぐれなのですが。
噛む時は嫌なことがある時とテンションが上がりすぎた時だけなので、こちらもあこれは嫌なのかと分かるので意思表示として助かります。
わがままが過ぎるのは如何ともし難いですが。
でもふにふにの肉球もつるふかのおけけも本当に愛おしい。
こんなに思い通りにならないのに。
こんなにわがままなのに。
私が産んだわけでも、血が繋がってるわけでもないのに。
かわいいね、いとしいねと話しかけると当然よと言わんばかりのドヤ顔をして自慢の長い尻尾をふりんふりん。
猫嫌いで元いた所ではビビり散らかしてたくせに、と思うと尚更愛おしい気持ちが込み上げてくる。
他者との距離のとり方が下手くそなところが自分で重なって、この子にしたいと思いました。
こんなにわがままでこんなに人が大好きで、でも野良猫の気配ですら大騒ぎするほど猫との距離間はいまだに微妙。
そんな子を太ももに乗せながらぼんやりする時間は本当に愛おしく、優しい。
きっとこれから来る騒がしい時間の間にもこの時間が来ると思うと頑張れる気がする。
何もしてない時間がとても憂鬱で。
皆頑張ってるのに、私だけって思う気持ちが強くなってくるとどうしようも無くなって。
でも、こんな時間はのんびり過ごしてなんぼなのではと思わせてくれる。
ほのぼのタイムでのんびりな時間を焦らずに過ごせたら、こんなにいいことは無い。
