欲しかったもの、足りないものを少しづつ足していく日々。
普通をなぞることが出来なかったけれど、結局普通の日々を普通に生きるのは諦めて少し逸れて出来るだけで生きる選択をした。
そんなことが出来るのは、私に散々甘いパートナーのおかげで。
気が付いたら欲しかったものを、わがままだと切り捨てたものを掻き集めてる。
好きなことを否定しないパートナーどころか応援してくれる夫。
他の猫が苦手で撫でられるのが大好きだけど撫でられ下手で、まだ自分のコントロールが出来ない可愛い子猫。
好きなことがいっぱい出来る環境。
不思議だ。
願っても叶わなかった手からこぼれたものが。
私の人生が始まってる。
そして、またひとつ諦めるべきと思った選択が手の中にある。
私の人生の中から派生する新しい人生。
でも、全然奪われる気がしない。
誰かの人生に賭けるほど私の未来は暗くない。
足りないものは自分の力で自分のものだけで足していく。