飲みたくないわたしと、飲まないと生きていけないわたし。
抗うつ薬はもう飲んでませんが、頓服の安定剤と睡眠剤は飲みます。
身体の周期がうまく回せないので、ホルモン剤を飲む時もあります。
飲みたくない理由はふたつ。
まずひとつめは、薬を飲むと肝臓の値が悪くなるのと太るから。
薬はそもそも肝臓に良くないらしく特にホルモン剤はみるみるうちに上がり、産婦人科的にシンプルにドクターストップがかかる。
抗うつ薬もホルモン剤も食欲増進の副作用があるし、食べたくないのに食べないと満足出来ないしおなかいっぱいなのに食べる自分が嫌いになる。
ふたつめは、いずれ子供を授かりたいから。
その時に私が後悔したくないから。
私の身体の中にある、子供を育てる時に影響のありそうなものはできるだけ排除したい。
よくエッセイ等で見るのですが、薬を減らせるのは症状が軽いからとかそんなに悪くないからとかっていう理論。
もちろん、沢山飲んでるというのは大変で。
薬の量でその人の病状を見るのは、なんだか違う気がします。
人それぞれの薬との付き合い方があって、過去現在未来全てを見た上で各々悩みながら選んでいるわけで。
生きて日常を自分の力で過ごすために、とりあえず息をするために薬をいっぱい飲まなきゃいけない人。
今後の為や身体のために、本当はしんどいけど薬の量をどうしても抑えておきたい人。
自分の中の負の感情を薬や理性、プライドと覚悟など色んな形で抑えてコントロールしてそれでも抑えきれない色んなものを抱えて生きて。
それがどれだけ大変かなんて比べることは出来ないと思う。
強いとか弱いとかそういうのじゃなくて、そこに理屈とかは無くて。
皆各々のやり方で、どうにか生きてるという事実だけがそこにある。
私は今日も薬を飲む、ちゃんと息をしてやりたいことをやる為に。
