そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

誰のせいにもしたくない

誰かを犠牲にした幸せなんて、いらない。

ずーっと頭の中を巡る問題があって。
多分、同年代よりずっと早く来る人生において大概の人が直面するもので。
私の周りの大人は、迷うことなく私にその問題を押し付ける。

都合のいい時だけ手を出して。
自分も疲れてきたら知らんぷり。
私が疲れていたら、子供なんだから親のことでしょ愛しているのだから大切にされたのだからちゃんと返せと説くのです。

全てを手放してもいいだろうけれど、それは私には向いてないので。
いいように使われたらもう一度使い古されて私だけぼろぼろになって終わってしまう。
せめて、都合のいい時だけ我が物顔で顔を出されるのをやめて欲しいなと旦那さんと話した。

ここから先は私には私の家庭があり、人生があって都合がある。
家族だけど、私の一番の家族は旦那さん。
そしてこれから増えるかもしれない家族を、私は私の手で大切にしたい。

都合のいい時だけって、本当はほっときたい。
なんでこんな事まで口を出さなきゃいけないのか、私はどこまでやらなきゃいけないのか。
私はいったい何をしたいのか。

本当は羨ましい。
これから先産まれる命を助けてくれる存在がいることが、ほっといたら誰かがやってくれて代わりがいるという安心が。
これから一人で抱えなきゃいけない不安が、怖くて怖くて仕方ないと泣き叫びたい。

でも、今この瞬間はひとりじゃない。
辛いって言ったらそうだねと頷き、その為に一緒にいるんだよと言ってくれる人がいる。
大丈夫じゃないって口に出せるようになった。

それなら、私はわがままを突き通そう。
欲しいものを最初から諦めないで、ちゃんと欲しいって口に出して手を伸ばして。
誰かを大事にしながら、ちゃんと自分も大事にする方法を考えよう。

誰のせいにもしたくない、そんな綺麗事を思う私を好きになりたい。