そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

私の心のスナフキン

いつも、私よりずっと私のことを大切にしてくれる人が心を軽くする方法を教えてくれる。

絶不調は絶賛続投中で、ふとしたときに帰りたいと呟いてしまう。
それは旦那さんにとっては心地よくないようで、まるでお家が居心地が悪いみたいだと言われてそういう訳ではないのだけれどもにょもにょという何とも歯切れの悪い回答をした私のせいです。
帰りたいのは土なんですけどね。

いつものように帰りたい、と呟いた後に私の心の拠り所は何処だろうかと口に出て。
そしたら隣でふっと笑われて、スナフキンみたいだねって。
自分の居場所を探して旅をするスナフキン、私はどうもスナフキンが心に住んでるらしい。

なるほど、だから私は居心地のいいところに居てもまた次を探していてまた戻ってくるのか。
いつだって色んなところを旅するように、そしてまたムーミン谷に戻ってムーミンではなく旦那さんに旅の話をするのです。
そう思ったら、気が楽になったと旦那さんが言っているのを聞いて私もとても気持ちが軽くなった。

いつだって自分の家がなくても、それでも幸せになれるって思える気がして。
でも、私にはとっても温かくて優しいお家があるのだからもっともっと幸せになれるんじゃないかって。
どんなことが起きても、私は絶対にこの温かくて柔らかいこの居場所に戻ってくることが出来る。

今から色々な不穏の影に光が当たろうとしていますが、どんな正体でどんな苦難が待っていても。
ここに旦那さんがいて、私がいる。
それだけで、この居場所は在り続ける。

私の心のスナフキンが、どれだけ彷徨ってもきっとこの場所に帰って来たいと思えるようなところをゆっくりゆっくり作っていくから。