そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

わたしのおうち

段々日が長くなるのを感じながら、窓から入る風がカーテンを揺らすのをお気に入りの場所からじーっと見るのが好きです。

太陽の光がとても暖かくて、日も長くなって少しずつ季節が廻るのをしみじみと感じながら。
お気に入りの場所、と言っても扉と扉のちょっとしたスペースというか壁なのですがそこに背を預けて座るのがとても好きでして。
そこから網戸にして風が入ってくるようにしたらカーテンがふわっと持ち上がっているのが見えて。

ここは私のお家になったんだなぁとふと思って。
いや、随分前からここは私のおうちで籍を入れてからは全ての住所はここになっているのですが。
このお家は彼のものである時間が長くて、まるで間借りをしているようでたまに居心地が悪い時もあり。

頭と心と現実が離れてしまうことが多い日々だった。
ずっとここは君の家だと言い続けた彼の言葉が突然ふと自分の中に落ちてくる感覚は、優しくてあたたかくて大好きです。
君の言ったとおりになったね。

薬を飲んででもまわした身体の周期は、確実に良い方に作用しているのでしょう。
このままでいいの?
と言われて言葉が詰まったのがことがきっと全て。

不安定な状態でも、日々の生活を出来るだけ縮小しながらの安定を求めなくては先に心が死んでしまう。
そうなったら、もう一度立ち上がるには時間がかかるしなによりも色んな人との繋がりが切れてしまうのは出来たらもう避けたい。
低空飛行も飛び続けることさえ出来ていればきっと良い方にいけるはずだと信じることができそうなので。

わたしのおうちは陽が入る素敵なおうち。