数時間前まで寝ていたのに、悪夢で目が覚めてしまった。
私は絶ッ対しないのですが、ホラーゲームの中に取り込まれたような悪夢を見てしまって。
私の妄想の詰め込まれたホラーゲームなので、私の嫌いな要素が満載だったのでどうしようもなくて。
かなり序盤でまだチュートリアルすら終わってない段階で限界が来て助けて！とがっと誰かの手を掴んだら、隣に布団に入って暫くした旦那さんの腕で何ごとかと問いただされて目が覚めました。
あ、そうだった。
今日は異常に眠くなって、気絶するように早めに寝てしまったのでした。
目が覚めたのは1時前。
セーラー服を着た女の子が自殺するところから始まったこの夢を、私は俯瞰的に見ていた。
その子はアイドルで、ミュージック・ビデオのセンターを張るような人気絶頂の中での自殺。
そのミュージックビデオが祟られて呪いのビデオみたいになってるのですが、何故か見てたらホラーゲームが始まった。
ホラーゲームの序盤の雰囲気だけで、怖いしひたすら気持ちが悪くなってしまってフリーズしていたら横から頭を撫でてくれた手に安心して少しづつ現実に戻ってきて。
私が出来なかった寝る準備が完了していて、あまりの怖さにトイレにもついてきてもらって。
まるで子供のように怯えていたものだから、気を紛らわす少し面白い怖い話をしてくれて。
旦那さんはそのまま寝てしまって、私は気分が悪くてそのまま起きていたのですがやっと落ち着いてきた。
もう夢の内容も断片的にしか覚えてないし、このまま忘れてしまうような短い時間だった。
怖くて助けてと手を伸ばしたその先に、心配してくれる大切な人がいて安心して。
気持ち悪さも軽減されて、少しずつ眠くなってきてこうやって文に起こしたら落ち着いた。
大丈夫、大丈夫。
悪夢を見ても、いつか忘れるから大丈夫だよ。
