ものすごく疲れていて眠いのに、気持ちが落ちすぎて眠るのが怖い夜がある。
いつも通りの日常なのに、ものすごく疲れてしまってどうしようもないしんどさと眠気とかが身体に溜まって。
理由が沢山ありすぎてどれがどれだか分からないのだけれど、この疲れに身を任せて寝ると明日がものすごく辛いものになるのは分かっていて。
なんなら日常の中の悪いことが詰め込まれた悪夢に魘されてしんどさが増すのは目に見えていて。
怖くて眠れない夜に。
私は、彼のおかげで朝からある仕事も無くてただ自分の身体が出来るだけ楽になることを考えればいいだけなことがどれだけありがたいことなのか。
朝起きるのが昼過ぎでもよく寝れたね、身体はきつくないかと嫌味もなく言える彼がいるから私は息をしていられる。
心配や不安に押しつぶされそうな夜に。
帰宅時はあまりの眠気と疲れとイライラで彼に当たり散らしていたものの、美味しいご飯と優しさに少し気が落ち着いて謝って。
彼が寝たのを確認してから、最近ハマっているゲームをしながら気持ちを落ち着かせて。
気が付いたらだいぶん気持ちもおさまっていて、優しい眠気もやって来てくれた。
疲れから来る眠気と夜の優しい眠気が混ざりあった少しだけ気持ちが楽になった眠気。
大丈夫、私のことを大切に思ってくれてる人達が私の根幹を揺るがさないように優しさと愛情で固めてくれたから。
私の心の底には、ちゃんと綺麗なものが埋まってる。
眠気と疲れに誘われても、自分の中の優しさとかを見つけてどうか素敵な夢を見れますように。
