そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

適度な距離

私たちは、血の繋がった家族だけど一緒にいることは出来ない。

私の家族は全員生きているけれど、皆で集まるのは年に数回あるかないかになって。
正直、ほっとしている。
そんなバラバラになるような年齢では無いのだけれど、自ずとそうなっていった。

理由は沢山あるけれど。
もう恨むことも無ければ、憎むこともない。
でも、忘れない。

否定もしなければ肯定もしない。
ただ、それがあったことを私は知っている。
傷付き泣いて永遠に否定され続けたことも、それでいいそれでよかったっていつか言えるようになれるかもしれない。

大切にされなかったという事実は、大切にしない理由になってはならないということだけ心にしっかりと刻んで。
自分が今誰かに大切にされているのは、全ての過程が無ければ出来なかったことだから。
今が、とても大好きだから。

そこまで来れたのは偶然であり必然。
そう信じる為には、これまでの事実をしっかり認めて肯定して受け止めてから前に進みたい。
もう二度と戻らない為に、次は自分の力で立ち上がれるようになる為に。

その為には、適度な距離を捜さなくては。

大切にする為にされる為に、適切な関係と距離がきっとあると信じるくらいはいいだろうか。