そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

変わりたい

自分のことを大切にできるようになりたい、私のせいでって全部思うのをやめて幸せになることを肯定したい。

初めて、病院で自分がもう全部諦めたいということを言ってしまいました。
何度思っても見栄っ張りでプライドの高い私は、自分の弱味みたいな所を誰かに見せることが嫌で嫌で仕方がなくてどう頑張っても言えなかった。
彼に当ってる最中に書いた紙の自分の愚痴みたいなものを、先生に見せて欲しいと言ってはみたものの怖くて仕方がなかった。

こんな私でも治ろうと頑張ってることを否定しないでプライドが高くて完璧主義の見栄っ張りが分かった上で応援してくれる先生の期待を裏切りたくなかった。
本音なんていうものは全て私が我慢すれば終わる、こんな汚くて嫌な気分になるものを人に見せるのは申し訳ない。
何よりもかっこ悪い私など誰にも見せたくなかった。

その紙を彼が一体どこにやったのか病院に行くまでそわそわしつつも私の視界には入ってなくて。
診察室に入って暫くちょっと疲れたという感じの話をして薬を増やすかなぁと話が出た頃で、彼のカバンから出てきたその紙を見た瞬間やっぱりやだという気持ちが出てきたけれどまあ場所も知らなかった私が止められるはずもなく。
でも、自分からは決して言えなかったから安心した。

その紙にはもう全部辞めたいっていうことが書かれていて、その中には病院も入っていて。
怒られるだろうか、治そうと一緒に頑張ってくれる先生をがっかりさせてしまうだろうかとびくびくしてたら。
来たくないのに来てくれてありがとうと言われて。

嬉しくて、泣きそうだった。
自分の家族よりよっぽど私のことを大切に思ってくれる人がずっと隣にいて、私と一緒に頑張ってくれようとする人が目の前にいて。
優しくて、大好きな人達。

そんな人達が大切にしてくれる私という存在を、私もちゃんと大切にできるようになりたい。

変わりたい、幸せになりたい。

なれるかな、とりあえずやってみてから考えよう。