そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

私は私

知っている人が傷ついているのを見ると他人事には思えないという私の性質は、もう少しどうにかせねばと思う今日この頃。

辛い人や悲しい人を見るとどう頑張っても何ができることはないかと思ってしまう性質があります。
それは、昔の自分と勝手に重ねてしまうから。
本当に誰にも見放されてしまった私を誰か助けてって心から叫んでいたのにとうとう口には出すことが出来なかった私の願望。

でも、分かってもいるのです。
他人が出来ることなんてほんの少し。
貴方は頑張ってるしこっちにおいでなんて無責任に言えることでは無いし私はきっとその人を助けることなどできる立場では無い。

私がこうやって立っていられるのは、立場のある大人が私の家族を説得するのを手伝ってくれて私の存在を認め奮闘するのを応援してくれたから。
そして、誰よりも私が大切だと優先順位を迷うことなく1番に据えてくれるパートナーがいるから。
他人は、知人はそんな近くに行くことなど出来なくて言葉にして届けることができるのはその責任を負う覚悟と立場のある人だけ。

それは、私ではない。
私は私の人生を生きるのに精一杯で、正直なところ他人の人生の手助けをしている暇などない。
自分を大切にすることの出来ない人間は誰も大切に出来てなどいないと恩師に言われた通り。

私はまだ、他人の人生をどうにか出来るような立場でもなければ力もない。
でも、どうでもいいなんて思うことは出来ない。
私の知っている人はみんな元気でいて欲しいし、子供たちは健やかに育っていってほしい。

自分が愛されてるか自信が無いなんて顔をしないで。
自分が誰かに願われて産まれてきたのだということを疑いたくなるような子供を育てないで。
お願いだから、あなたのことが大切だと、子供のことが大事だからと言い訳ではなく心から迷うことなく言い切って。

私は私。
こうやって誰かの悲しい顔を見て勝手に傷つく私も私。
そんなところも好きだけどねって旦那さんに強引に言わせた昨日の夜。

それでもきっと大丈夫って思える日がいつか来るよ。
どんな私でも私だし、そんな私が私は大好き。
こんな私だからきっと強くて頑張れるのだ。

そして、そんな私は貴方だからという理由だけで誰かが傷つくことが心が痛い。
私は私、貴方は貴方。
だからどうか、自分なんかって言わないで。