私を見捨てた親族に挨拶に来いと言われて、調子を大きく崩してしまいました。
家族の病気を全て知っていて、私が1人であたふたしていて必死に頑張っているのを見ながら自分の気が向いた時だけ手助けしていた近所に住んでいた親族がいまして。
私の姉妹はまあ大嫌いなんですが。
そんな人に挨拶に来いと言われて、昔がフラッシュバックして今回の減薬をして初めて調子が大きく崩れました。
その人は近くで見ていたのです。
そして、助けて欲しいと一度だけ頼んだことがあります。
友達とランチがあるからと断られ、診察中に来て私がいかにも送ってきました感を出されて色々諦めました。
それから結構長い間距離を置いていて。
そして、結婚をして。
少し話に行ったのです。
全然変わってないわね、幸せそうで安心した。
羨ましいわと宣ったのです。
耳を疑いました。
貴方は見ていたよね?
家族の病気を1人で背負う20に満たない女の子を。
そして、見捨てたでしょう。
手の届く間柄だったのに。
傍観者ではなかったのに。
全てを知っていたくせに。
そして、彼を目の前にして言ったのです。
この子をよろしくね、と。
私、貴方にお世話された記憶なんてない。
気まぐれにする優しさを押し付けて。
迷惑だと遠回しに告げてもどこ吹く風。
こちらの都合など目にもくれず。
そんな記憶が一気に蘇ってきてがくーんと調子が下がりました。
どうしよう、私が悪かったのかなと不安になって。
家族や旦那さんの前で大号泣です。
暫く安定してたから皆が驚きながらも宥めてくれて。
受け入れてくれた。
それで、少し落ち着きました。
もう昔の私ではない。
背負うものもあるし、隣にいる人もいる。
1人で闘う必要などもうどこにもない。
ひとりじゃないってこんなに素敵な事だったのか。
知れてよかった。
よかったよ。