当たり前、ではなくてありがとうと言える自分に。
当たり前という言葉とありがとうという言葉って使うタイミングが全く同じだと思うのです。
ご飯を作ってくれることとか掃除をしてくれること、お仕事をしてお金を稼ぐこと。
全部生きるためには必要不可欠ですが、当たり前にこなせることばかりではありません。
頑張っているからできること。
心身共に健康で、働くスキルと意欲と職場がある。
それは全て簡単なことではありません。
当たり前に来る日々が来なくなることだってある。
そんな未来はすぐ隣に確かにあるのです。
当たり前だからなんていう言葉で何も考えずに享受できるのは子供のうちだけ。
考えないことにすると、絶対に後悔する。
後悔する時にはもう既に遅い。
何もかも失って、振り向いたらもうそこには何もない。
そんな現実はあまりにも苦しく耐え難いものなのです。
だから、私は口に出す。
いつもありがとう。
当たり前と言われるよりはずっといいと思うから。