そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

何も無い

そこに悲しそうな顔をした子供がいるのに、私にできることなど何も無くて。

全部全部否定されて、一生懸命頑張ったのに私はそれを見ていたのに応援していたのに。
何を言えばよかったのか、何故それを止める術がないのか。
なんでそんなに悲しそうな子供を否定することが出来るのかが全く理解できない。

その気持ち私知ってる。
せめて私が言って欲しかった言葉で、少しでも軽減すればいいと願って。
でも、これから子供が経験するであろう絶望を想像するだけでぞっとする。

積み上げた努力を一気に崩すのって簡単だね。
あなたが頑張ったものも見て見ぬふり。
なんとなくで、勘でできる訳でもなくて。

そこにあるのは、あなたが頑張った証拠なのにね。
なんで聞いてくれないんだろうね。
どうしたら頑張ったって言ってくれるのかな。

私も結局分からないまま大人になった。
あの人は私に言ってくれなかったし、だって当たり前でしょって未だに言うからもうどうしようも無いんだって。
自分のせいって言われないため必死なだけ、私はその視界にすら入ってなかった。

あなたもこんな気持ちになるのかな。
とっても賢くて優しいから、諦めるって選択を取ろうとするんだよね。
でも、聞いて欲しいよ。

あなたの人生はあなたのもので、誰も責任などとってくれないんだ。
だから生きるのならばせめて楽しく生きて欲しい、ずっと不貞腐れて生きていくのは悲しい。
聡明で賢明なあなただからこそ、幸せな時間を自分の手で勝ち取って欲しい。

ずるいよね、大人だからって思うよね。
今この瞬間が苦しいあなたに何言っても伝わらないね。
子供だからってバカにされてばかりで、疲れたよね。

大丈夫って言ってあげられなくてごめんね。
軽々しくあなたに言える言葉じゃない。
頑張れなんて無責任なこと言えない。

私は無力であなたにできることは何も無い。