始まりは全く違うことでした。
彼を怒らせてしまってその理由がわからずパニックになってしまい泣き出してしまったんです。調子が悪くて理解力や記憶力が下がることはよくあるのですが、そのことに彼も私も気付かなかったのです。
今日は花見で沢山歩いて疲れてしまったことが引き金だったと思います。桜綺麗だったんですけどね。お昼の桜も綺麗でした。
そして、突然の家族からの電話。
私なりに一生懸命頑張って応えたつもりだったのですが、期待に応えられなかったようで溜息とともにもういいと言われて怖くなって切ってしまいました。
私は恐らく悪い事をした訳では無い、と思うのですが申し訳なさと、相手の悲壮感にあてられて罪悪感が生まれてしまいどうしたらいいのか分からなくなってしまいました。
今も、こうやって文にしながら気持ちの整理をしていますがとても胸がざわざわしています。
どうしたらよかったんだろう。
相手のわがままを受け入れて無理をすればよかったのでしょうか。
でも、それが一番いいと思えなかったんです。私が相手のわがままを受け入れるためにたくさんのものを消費していいとはもう思えない。
そしてきっといちばんの理由は、もうそんなに家族のことが大切に出来ないんです。私なんかよりも家族のことを優先する人生は疲れてしまった。
たくさんの酷い言葉や、お前より私の方が大変なのにという呪いが、未だに私の首をぎゅっと締めて、もうきっと愛すことは出来ない。
そんな私は、ひどい人間に映るのでしょうか。
もう、それでもいいって思えるようになりたいんです。
胸を張って私を大切にできるようになりたい。
調子を乱す人に私の時間を使うことなどしたくない。