誰になんと言えば、正しく助けてもらえるのだろう。
一番最初にやっぱりやだと言われてしまってから、誰にも頼れなくなった私たち。
もう大丈夫と言われたところで、今更どう頼ればいいのかもお互い分からず。
なんとなくあいた距離は一生埋まらない。
どうしたら良かったなんて、いや突然全てを投げ出してこっちのせいって言わなければ良かったのではなんて言えるはずもなく。
どうしようもない現実と睨めっこ。
これってどうやって動き始めるんだろう。
あの子はあんなに可愛いのに。
いや、可愛いほんとかわいいからやっぱり関わりたいって思うんだよな。
可愛いって罪だな、罪なのに完全無罪なんだからこんなにいいことないな。
みんな可愛い子を見ると欲しくなっちゃうらしいことを初めて知った。
羨望嫉妬からくる嫌味は本当にノーダメージなんだよなぁ、すごいなぁ。
私がドヤ顔しないように頑張ってはいるけど、絶対ドヤ顔してしまって本当にごめんなさい。
それなのにこんなにしんどいのはなんでだ。
親としての自覚がないからなのか。
それよりも、やっぱり静かに沈んでいくのか。
恐らくパッと見平気そうなのがよくない。
表に出す練習も虚しく、どうしようもないらしい。
今回ばかり使える最終手段を取ることになり、そこまでのカウントダウンでギリギリ息をする。
子供は静かに溺れるって本当なんだな。
ちゃんと気づけるように意識しておこう。