性格の悪い私の、正しい復讐。
私はいい性格をしているので、相手の悪意に気付きやすいです。
それが嫌な時もあるし、便利な時もある。
そして、悪用する時もある。
今自分のやってきたことが矛盾だらけで首が回らなくなってしまった人がいて。
都合がいいところだけ組み合わせていいとこ取りしていたのだけれど、そうはいかなくなって。
自分のしていることを本当は隠したい人にバレそうで。
私たちにはアクションを起こして欲しくない、なんなら最悪の人としていてほしい。
全部私たちのせいにして、あの子たちが何もしないから悪いことをしても謝らないからと理由づけたい。
私は何もしていないって言いたい。
そうね、何もしてないよ。
さあ、本当に何もしなくてよかったのかな？
答え合わせを始めましょうか。
どの行動がどんな風に正しいのか、あまりにも分かっていないようだから教えてあげましょう。
自分がやりたいことだけやって、やりたくない事はやらないなんてそれでいて上から目線とはいい度胸ですこと。
こまめに連絡を取り会いに行って顔を出すということがどれだけ信頼を築くのか、それをしてる方としない方ではどちらが大切にされるのか。
そしてそんな存在を易々と切り捨てることなんて出来るのか。
惜しいでしょう？
存在するだけで褒められるなんてそうそうないから、手放したくなくなってくるでしょう。
でも手放さなければ全てを失うから天秤にかけて諦めるのならば。
覚悟を決めろ。
自分の中途半端な行動がどれだけ相手を傷付けたのか思い知るといい。
滅茶苦茶後悔しながら傷付きながら泣く泣く切り捨てればいい。
これは私の復讐。
間違ったことを何一つしないまま、手を下さず自分の首を締めてもらう。
私の大切な人を傷つけて滅茶苦茶にして、私達の宝物まで自分の為なら傷つけても構わないと判断したことを絶対に許さない。
でも私は優しいから、ほんの少しだけ解決策を残してあげます。
気付いたところで、ぬるま湯に慣れた貴女にその策をとることは出来ないでしょうけど。
