1秒たりとも無駄にしたくない気持ちが、今までコツコツやってきたものを壊してしまう。
次は私が頑張らなくては、と勝手に頑張って焦って制限して。
薬飲んでもいいと思うよという助言を、早く卒業したいしもうあんなに追い詰められてないからと流したらこれです。
早く終わらせたい気持ちが、状況と自分の気持ちを正しく把握する能力を奪っていることにやっと気付いて。
危なかった、このまま突っ走るとまた何も出来なくなってしまう所でした。
気づいたのはえらい。
でもあと数時間早く気付けたら薬飲めたのになぁと思ってしまうのは仕方ないということで。
いつだって無いものねだりなのは人間の性。
私に無いものを、あなたは無くさないでと押し付けてしまうのはあまりいいことではないんだろうな。
でもあまりにも苦しくて、同じ親の元に産まれてしまったからこそこんな風にはなってほしくない。
悲しくて辛くて、やり切れなくて。
やる気など出してもな、と諦める気持ちが痛いほど分かる。
そんな貴女が勝ち取ったものがあまりにも嬉しくて誇らしくて、頑張れと思う気持ちと私もと思う気持ちが共鳴する。
よしよしここでストップ出来たととりあえず褒めるところから始めましょうか。
こんな早い段階で私も色々自分のことを出来るようにしてくれた努力家の彼女から勝手に貰ったやる気と勇気を無駄にしないように。
それに、提案から始まりプレゼンテーション計画実行サポートを全て1人でこなした私が疲れたと言ってもバチは当たらないんじゃないかなと。
だからこそ追い詰められてたんですけどね。
そんな私を見て多分更に彼女は追い詰められてたので、本当に申し訳ないことをしました。
ごめんなさい、それでも頑張ってやり切ってくれてありがとう。
急く気持ちと、私の気持ち。
どっちも大切だからどうか離れていかないようにしっかり手綱を握って。
