そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

何度でも

慣れるのではなく、確かに成長し強くなる。

とても、しんどい波がやって来ました。
いつもこの波には呑まれるばかりで、薬を増やしたり何も出来なくなったりすることを繰り返してきたのですが。
今回は少し違うようです。

まず、自分ひとりで抱え込まなくなったこと。
辛いって不安で堪らないって口に出せることがどれだけ大切なことなのか、それだけでどれだけ楽になるのかを知りました。
私の横にいる夫はゼロ等身で、私の問題を共に背負うのは当たり前という立場であるということ。

そして、場所が少し離れたこと。
心理的にも物理的にも、そして世帯も別れたことで独立した人間であるということがお互いの中にちゃんとあるのが分かる。
それぞれの立場で各々がやるべきことをという意識がうまれて、自分が全てを抱えなくてはという強迫観念が薄れました。

それでも、自分のせいなのではないかと背後から詰め寄るものもある。
お前がちゃんとそばに居たら、お前が犠牲になったら全ては丸く収まるのではないか?
お前なんかが幸せを願ったせいで、皆不幸になる。

そうかもね。
でも、私も人間だし私にも心があったんだよ。
遠い昔に置いてきてしまったけれど、無かったことにはしないであげようよ。

今、私は出来ることを探している。
だけど、前みたいに私だけがやらなくちゃ私がしっかりしなきゃとは思っていない。
隣にいる人に今の状況を伝えながら、恐怖とか哀しみとかもちゃんと確認して自分の今の気持ちを汲み取りながら進んでいる。

前よりずっとずっと強くなった。
折れないとか誰にも弱さを見せないとかではなくて、自分の弱さも強さも共に在ることを認められる強さ。
どんな私でも大丈夫だと受け止める強さ。

沢山の人に大切に想われていると思えるから。

大丈夫、悲しいことは無い方がいいけど何度でも乗り越えてその度に強くなってみせるよ。