そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

変われなくても

味方か敵か微妙な立ち位置にいた親族が明確にこちら側に立ってくれて、なんだか肩の力が抜けました。

元々がなんでも言ってしまって相手の気持ちを汲み取ることが出来なくてよく色んな人を怒らせていた人だったので。
その割には人に嫌われることを恐れて、どうにかしてもらおうとくるくると態度を変える人でした。
だから、あまり好きではなくて面倒くさい方が勝っていて。

私を助けられたのに見ていた1人でもあったので。
正直に言うと嫌いでした。気づかないふりをされた絶望を私は忘れない。
今回引っ掻き回した親族に対してもどっちつかずだったのであまり期待してはいなかったのですが。

貴方は、あの子に何をしたの?
どんな立場で挨拶に来いと言っているの?
私は挨拶に来いなんて言えない、お金だけでも渡すつもりだった。2度も来たのにお金も準備してないなんて祝うつもりはないくせに挨拶にこいなんてバカバカしい。

そうつっぱねたと言うのです。
それは、裏を返したら自分も何もしなかったからお前も私も何も言うことは出来ないということで。
自分の非もやったことも全て認めた上での発言。

確かに言われてみれば最近の言動はまともであまり突拍子も無いことや無遠慮なところも無くなってきていたとはいえ。
本当に、思っていたなんて知らなかった。
そんな大人が周りにいて、私が1人で背負ったことを見ていたと認めてくれたことが嬉しい。

なんだかみんながまるで全てをなかったことのようにして振る舞うから混乱しているのです。
私が被害妄想をしているだけなのか、皆はもっと大変だったのに私ばかりが自分が大変だったと騒いでるだけなのかと。
そんなことはないって言ってくれる大人がいるということがこんなにも安心することだったなんて。

そんなことも知るはずもなくその人には普通に挨拶には行きました。
だってお金くれるって言うから。
そしたら本当に特に何も要求せずにお金だけくれた。

私はもう変われる歳じゃないけど貴方達を大切にして応援したいと言ってくれました。
いつもの八方美人かなと思っていたのですが。
心からの祝福と応援だったなんて。

変われないとあなたは言うけれど。
自分の非を認めてそれを口に出せる強さはなかなかできるものでは無いよ。
変われなくても出来ることを探してくれたことに精一杯の感謝を。