まあ諸々あった訳ですが、やっぱり自分は幸せ者だなとしみじみと思うのです。
実績がないから認められないとか、まだ早いだのよく知りもしないのに言われたい放題で正直彼も私も疲れました。
こちらの話を聞いてなさすぎてしんどいです。
それでも、今幸せであることはかわりない。
絶対に大丈夫だと思わせてくれるような人と一緒にいることが出来て本当によかった。
一言ひとことを大切にできて、少しずつ信用出来た人の言葉はあまりにも重くて安心します。
優しい言葉は重みを持つと錨のようにふわふわと浮かぶ不安をひとつひとつ落として、安定させてくれます。
その重さが、私は確かにここにいてよいのだと教えてくれるようで心地よいのです。
そんな感覚が、分かるようになってよかった。
今までの私だったら分からなかった。
いや、分かろうとしなかった。
分かったら重荷になる気がして振り払った。
受け止める難しさに目がいって幸せに気づけなかった。
だから、これでいいのです。
これが、よいのです。
私は確かに今幸せなのです。
今、私の人生が終わっても後悔しないと胸を張って言うことができる。
そんな時間が人生においてあった。
それだけでもう、充分。
この一生をかける価値がある。
だから、私は絶対に譲らない。