そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

眠れない夜

今度、彼の家族と話をすることになりました。

彼とは幼なじみなので、よく知っている人です。
でも、私のことを知ったつもりになって散々責め続けている人でもあります。
とても、憂鬱です。

彼と私の幸せのため、という言葉を盾にたくさんのことを言ってきます。
私は普通に見えるのに、さぼっているのだと。結婚を逃げ道にしているのだと。就職しないで結婚など許さないと。お金も稼げないくせに結婚など出来るものかと。
とても一般的な意見であると思います。

だからと言って、言っていい事と悪いことがある。
粗方しか話していないのに、大学も卒業したのだからと見て見ぬふりをしながら知ったように話すのは卑怯でしょう。
私が、どんな思いで今この時を生きているのか。

私が、どれだけ覚悟を決めて大学をやめて命を終えようと考えてそのことを告げたのか。
そんな覚悟を彼と大学の先生がとても長い時間をかけて受け入れて、そのうえで説得し止めてくれたのか。
彼の私の人生を背負うから自分のために生きて欲しいと言ってくれたその言葉を、長い長い時間をかけて、彼の人生をかけて私に信じさせてくれようとしているのか。

その言葉を、何も知ろうとしないとても大切な人に否定されるなんて。
そのままにしておくことはしたくない。
長い時間、私が家族の言葉や行動に深く傷つき苦しみ足掻いた事実をなかったことになどさせてたまるか。

とは言っても今からドキドキです。
自分のことを快く思っていない人には正直会いたくない。
それでも、避けることはしたくない。

本当は彼にどうにかして欲しかったのですが、実際に見てみなければ分からないと思うと言われてしまいましたので、私の頑張りどころです。
ごめんね、と申し訳なさそうに謝る彼にほんとにねぇと頷きながら。
彼のせいではなく、彼もとても傷ついている。

出来るならば、みんなが納得する結果に収まるといいなと願いつつ。

胸のざわめきで眠れない夜など初めてではありませんから。もううつになって3年目です。
そんなことで大切な時間を侵略されるなど断固拒否です。
せめて素敵な夜にしましょう。そして朝を迎えても私を責めないで、私。

抱き枕があってアロマランプにはラベンダーを焚いて、隣には彼がいます。
幸せだよ、私。恋愛ごっことかお前のせいで試験に落ちたとか沢山言われたい放題だったけれどちゃんと彼は幸せそうに笑ってる。
ちゃんと頑張って生きてる。私なりに、頑張ってるよ。

胸を張って、生きましょう。