そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

当たり前、なんてない。

8年前の今日、東日本大震災がありました。
私は中学3年生で、高校受験も終えて卒業式を待つ身でした。掃除の時間で学校のテレビに映ったあの映像はきっと一生忘れません。
とても遠いところに住んでいる私でさえ、あんなに怖かったのに、被災された方たちはきっともっと怖かったと思います。


当たり前に来るはずだった幸せな毎日。


そんなものはありません。
当たり前ほど人を苦しめるものはない。
誰かの当たり前は誰かの優しさの上に成り立っている。時には見えないところで犠牲になっているかもしれない。

そんな優しさに甘えて、見ないふりをして生きることは容易いですが、それは突然終わりになることもあるのです。
わたしは、自分が折れるなんて考えたこともなかったのに、それは来てしまった。
終わりのない苦しみは、前を見ることなど許さず生きる気力を奪う。


そんな日々を、時間をかけて建て直してきた人々は強く、美しい。


失った人も街もなかったことには出来ないけれど、その記憶に縛られる必要もありません。
どうか、頑張って生きた人々の努力が報われ、幸せな日々を過ごせますように。