大学卒業の年、たくさんの人に聞かれます。
就職はどこにするの?と
去年は留年するのでとはぐらかせたものの、今年は使えません。
病気で、と言ってもうつだと話すと人生はそう甘くはないよか人生長いものねの2択です。
女の子だからさっさと彼と結婚したらいいと馬鹿げたアドバイスをご丁寧にして下さる方もいます。
私は、自分が生きている人生がそう優しくないことは知っています。
そのことを踏まえて生きている価値はないと考えました。
それでも自殺はダメとだけ繰り返す人達にじゃあどうしたらいいのかと、問いただすことは私はできません。
そうなんですね、とその時々に合わせて笑ったり真剣な顔をして頷くだけ。
だから、本当はもう大丈夫なんでしょ、大袈裟だな、みんな大変なのにと言われるんですよね。
分かっているのにどうしようもない。自分の中から聞こえる悲鳴に見て見ぬふりをする弱い人間です。
でも、今苦しすぎて、未来を考える余裕はありません。
そのことすらも表に出せないから、もっと頑張れるのでは?と言われます。就職しないなんて、履歴書の空白は、とか沢山言われます。
きにしないのは無理ですが。
普通の人生などとうの昔にあきらめました。
私なりの人生、というのは他の人から見たら全く幸せではないのかもしれない。
それがなんだと言うのでしょう。
これは、私の人生で、他の人が生きる訳ではありません。
口を出すのはタダで、人の人生にケチをつけて優位に立つのはとても気持ちの良いことだから言ってくるだけです。
そんな人達の言葉に耳を傾けていたら疲れてしまいますから。
平気なフリは、私の前ではしたくない。