彼の大切な試験が目の前に迫ってきました。
彼より私の方が不安定になりそうなのですが、ぐっとこらえます。彼より不安になっていい人はいません。
色々空回り勉強中の彼にも話しかけてしまうので、先に布団に入ります。
彼なりに一生懸命頑張ってきましたから、これ以上は向き不向きの話になってくるので。
なおさら後悔のないように、と彼に言い聞かせると共に私にも言い聞かせています。
私がこんなこと言ったから、やったからと思い出すことのないようにひとつひとつ考えます。
もしダメだったら、というのを考えておくのは私の役目でもあります。
少しだけ彼にも伝えてはいますが、基本的には言わないように。
どんな結果でも、彼の時間は進んでいくのだから。
その時間が、より素敵なものになるように。
私も全力を尽くしましょう。