そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

どんな貴女も

結局、私が一番愛しているのは私なのだ。

お薬の調整の為、色々試している最中で計画的に眠れないというか眠れなくても問題ない夜。
どんな不規則なことをしても簡単に寝れてしまう旦那さんの隣で全然寝付けない私は、1人で悶々としていて。
羨ましいなぁ、私は寝るのも一苦労だ。

こんな時に思うのは、最終的に一番心の拠り所になってるのは旦那さんではないということ。
私は、人間を根本的に信用することは難しい。
目の前で見て見ぬふりをされた、その事実が記憶として私の中に残っているから。

そして、見て見ぬふりをした人をパートナーとして選んだのは間違いなく私だから。
弱みに付け込んで楽をしたかったのか、全てを知ってる人のほうがさらけ出せて楽だったのか。
それでもいいと言える無責任でプライドがない楽観的思考があまりにも眩しくて、ステキだと思ってしまったからか。

私が一番愛しているのは、私だ。
ピアノを愛し、楽譜から作曲者の声が聞こえて美しい配列に感嘆し音楽の神様に愛されていると自負している私のことを愛している。
ひとつのことを一貫して愛する為に努力を厭わず、何一つ諦めないために折れるその瞬間まで足をとめなかった私を尊敬している。

無駄になったと嘆いたけれど、何一つ消えることなく私の中に残っていることを誇りに思っている。
折れてしまって、頑張ることの出来ない今だからこそ頑張っていた自分にいっぱい救われた。
私あんなに頑張ってた、ちゃんと頑張れてたからまた頑張れるようになるって信じることが出来ている。

今は人生の夏休み。
あまりにもつめつめで、自分を大切にすることなんて考える暇のなかった私に神様がくれたご褒美。
また次走り出すためには、自分がどうしたら回復するのか大切にできるのかが分かってないとまた折れてしまうからそうならないようにしっかり学習しなくては。

どんな貴女も、愛しているよ。