そこそこ、を目指して ~うつだけど前を向きたい~

生きることを頑張れなくなってしまいました。でもぎりぎり生きています。

痒いところに届かない

旦那さんの痒いところに届かない斜め上の慰め方に腹が立ったり救われたり。

少し調子が悪い時が続くと彼なりに私を元気づけようと色々声をかけてくれるのですが、いつも発想が斜め上。
はぁ!?と言葉通りに解釈した私にキレられて萎縮しながらも一生懸命釈明すると半分は更に怒らせて半分は笑ってしまうような痒いところには決して届かない言い訳となってしまいます。
彼としては頑張ってるつもりなのでしょうが、聞いてるこっちとしてはそんな声掛けするくらいなら自分でどうにか整えるまで放っといて欲しい。

いや、分かるんですよ。
彼のそういう優しさや不器用さは私にとって必要不可欠だし、そういう所があるから彼のことを120%信じきることが出来て余計な消費が無いことも。
彼なりに懸命に考えた結果の声掛けだということも知った上で、だからこそ腹が立つんです。

私もかなりめんどくさいですが、彼もなかなかの曲者なので言ってしまえば似た者夫婦。
昨日は釈明を聞いていたら思わず笑いと愛しさが込み上げてきて、この人なりの愛情なのだなぁと。
考え無しの言動も多いし地雷も踏み抜くけどそれでも、優しさとか愛情とかいっぱい詰めてどうにか伝わるように何度も届けてくれる。

痒いところには届かない、けれどそこに愛とか優しさがあることは変わらない。

その愛を、どうか取りこぼすことのないように。